naopunmi72さま専用 ギター 中野 潤 No.10 63㎝

中野潤氏は1966年長野県松本市に生まれ、1989年にメキシコへ留学し、サンミゲルでギター製作家のルシオ・ヌーニョス氏と出会いギター製作を志しました。1992年から石井栄氏にギター製作を師事し、1993年より師匠の工房で自作品を200本製作し、その後、1996年にスペインのグラナダで巨匠アントニオ・マリン・モンテロ氏にも師事しました。同年1996年の帰国後、松本で独立して工房を開き、独立後はグラナダの伝統的な工法を用いて製作を行い、再度渡欧してホセ・ルイス・ロマニリョスのマスタークラスにも参加するなど研鑚を重ね、今日では国内でも指折りのギター製作家のお一人です。出品のギターは、1994年の製作で、若き日の中野潤氏が石井栄氏のもとで製作した200本のギターの内の一つです。それは、師匠の石井栄氏のギターを手本に中野スタイルを模索してギターを完成させるという信念が伝わってくる出来栄えで、師匠の石井栄氏によるお墨付きの奥書が入っており、中野潤氏にとって修行時代の貴重な歴史的かつ記念碑的なギターです。材料のトップは目の揃ったシダー単板、サイドとバックは柾目の美しいローズウッド単板、ネックはマホガニー、指板はエボニー、ブリッジはローズウッドのようで、厳選された良い材料が使われています。また、どこまでも伸びてゆく豊かで深みのある低音、とけてゆくような高音のバランスの良い音色で周囲を楽しませてくれます。製作から30年余りが経過しており、写真では確認しづらいですが、フレットにバリ感があり、全体的にキズ、打痕、スレ、塗装荒れがあり、前オーナーが自分で塗装修繕されており、そのまま使っていました。また、弦長は63センチのショートスケールで、手の小さな方に向いています。試奏用のサバレス弦が張ってありますのですぐに試奏していただけます。音色重視で塗装修繕を気にされないギター愛好家の皆さまには、中野潤氏の若き日の修行時代の記念碑となるギター、中野潤No.10をどうぞ宜しくお願いします。全長：96センチ弦長：63センチ弦高：約3.2ミリ 12フレット1弦　　　約3.6ミリ 6弦ナット幅：約4.9センチボディ厚：約9.0センチ中古セミハードケース付セミハードケースにプチプチを巻いて梱包します。安全にお届けします。

カテゴリー:	ホビー・楽器・アート>>>ギター>>>アコースティックギター
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